3月11日に起きた東日本大震災の被災地支援のため、愛媛県と共催で災害ボランティア(ボランティアバス)の派遣を行っている愛媛県社会福祉協議会の報告会がありました。
まず、愛媛県社協からは、「人の支援」「資金的支援」「物的支援」の概要の報告。
「人の支援」としては、3月17日から8月31日までに、県社協職員及び市町社協職員のべ55人が交代で、愛媛県社協が支援する宮城県に派遣されます。
「資金的支援」としては、愛媛県社協にボランティア活動のための募金専用口座を開設し、6月30日現在、168件 5,642,004円の募金が集まりました。
「物的支援」としては、ボランティア活動用資材、食糧、スタッフ用物品、車、テントなどの援助を行いました。
9月以降は、北海道・東北ブロックと近隣の県内社協からの派遣を優先することとなりましたが、引き続き愛媛県をあげて支援していく必要があります。
市民の皆さんからも、引き続いてご支援・ご協力をお願いいたします。
詳しくは、愛媛県社会福祉協議会のホームページをご覧ください。
続いて、ボランティアバスで宮城県に被災地支援に行った方からの報告がありました。
災害ボランティアに初めて参加したという愛媛大学大学院生の重谷さんは、『活動する前は不安がありました。自分にできたことは小さなことだけど、少しでも住民の方の手助けができたかと思うと、とても充実した5日間でした。また行きたいです。』
と、話してくれました。
ボランティアバスで被災地の支援活動をされた県民の皆さま、本当にお疲れさまでした。
私たちは被災地で支援活動できなくても、遠く離れた所でも支援する方法はあります。
まだまだ元の姿に戻れない不安な被災地の人たちを思いながら、自分にできることをしていきたいと改めて感じました。